ropolis note

社畜、ニート、海外滞在などの経験をもとに、自分なりの人生に対する考え、哲学をお届けします。

田舎はやることがない?都会はなんでもある?

タイトルの通りなのだが、こういった内容の話が会話の中で聞こえてくることが多い。

 

「田舎はやることがない」

「東京(都会)はなんでもある」

 

誰しも聞いたことがあるセリフだと思うし、それに共感する人も多いのではないのだろうか。

今回は、誰しもが抱くこの概念をばっさり切ってみようと思う。

 

 

まず、どういうことなのか。

田舎には、畑や山しかないしコンビニも少ない、夜にはお店も早く閉まってしまう。

それに比べて都会はなんでもある。

そう思う人が大半なのではないだろうか。

 

僕自身、東北の田舎から東京に出てきて5年ほど経つ。

やはり都会に憧れていたし、一年目の頃は感動しはしゃぎ回ってた。

 

 

しかし「田舎はやることがなくて、都会はなんでもある」と昔信じていたことも、今は本当にそうかと疑っている。

もはや逆に、田舎こそなんでもできるんじゃないか、と。

 

 

今はネットが発達しているから、情報もいくらでも手に入るし、買い物も家から出ずにできるようになった。

都会に暮らす必要性を、そこまで感じない。

 

加えて、東京にワンルームで一人暮らしするとなると、狭い。

庭付きなんてほとんどないし、いかんせん場所がない。

花火とか、みんなどこでやってるの…?

秋になったら河川敷で焼き芋とかしたくない…?

キャッチボールとかしたくても、よっぽど広い公園とか行かないとできない。

といったかんじに、場所が必要になることをやるにはとにかく都会では不都合だと感じる。

 

「都会にはなんでもあるから、なんでもできる」とは、実は幻想で、田舎だからできることは多い。

 

もはや、都会でしかできないことの方が少ないように思える。

 

つまりは、アイデア次第なのだ。

何かやりたい、楽しいことをしたいというアイデア次第で、いくらでもなんでもできる。

田舎か都会かとは、関係ないのだ。

 

人生は発想力しだいで楽しくも、退屈にもなるのだ。